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本気で取り組める!デザインの当事者意識について

こんにちは。スイッチでアートディレクションを行っているものです。

先日、念願のマイカーを手に入れました。スバルのフォレスターです。
色は「シリカブラック」。

黒くて光る SUVタイプの車で、少し古いものなんですけど、
厳格でも優しさのある表情がお気に入りです!

車は個人的には単なる移動手段ではなく、日々の生活に新たな輝きをもたらす存在
だと思っております。

私自身は掃除が好きなわけではありませんが、
この車に関しては別です。小さな汚れ 1つにも気を配り、
毎週の洗車は私の週末の儀式となっています。

本当に掃除が苦手で、なかなか手につかず、妻にも生活力がないと言われており、
猛省の日々なのですが、、

この車への深い愛情だけは別物なんです。

私生活に気合いが入らない自分なのですが、唯一、車だけはしっかりと掃除する自分がとても変だなと感じ、色々考えていたのですが、この感覚は仕事においても、

私がグラフィックデザインやウェブデザインの仕事に関して感じる、「当事者意識」に通ずるものがあると思ったんです。

スバルのフォレスター

当事者意識とは何か

そもそも当事者意識ってなんなのかって話なのですが、

それは、自分の生活や、仕事やプロジェクトに対して、
自分自身が中心的な役割を果たすことへの強い意識
だと思います。
私は車に対する行動一つ一つが、あらゆる影響を与えることを実感してるわけですね。

それは、車を綺麗にする事で、

  • 1. 運転する自分の気分があがる

  • 2. 好きな車の外観のかっこよさを最大化し、人に見せることができる

  • 3. 乗車した人に快適さを提供できる

  • 4. 車での時間を長く楽しむことはできる

といったところでしょうか。

当事者意識

これと同じように、私たちのデザインの仕事においても、
私の細やかな一手間が、
製品の質や顧客の満足度に大きく影響
することなんだと思っています。

例えば、

  • 1. 良いものを制作した自分自身の実績につながる

  • 2. デザインによって、製品・サービス・会社・人等々、魅力を最大化できる

  • 3. デザインに触れた人に便利さや、快適さ、わかりやすさを提供できる

  • 4. デザインされたものをずっと大切にできる

これって、スキルや経験も関わってくるとは思うんですけど、
当事者意識ひとつでいろいろなことが良い方向に向かっていくんだなと。。。

逆にいうと、自分の家を掃除することに当事者意識がない自分に気づいてしまったんですよね。

自分がやらなくても、誰かが(妻が)ややってくれるっていう意識があるんでしょう。

本当にだらしないですね。掃除によって、自分の周りや、
自分自身の価値を最大化できるんですけど、後回しにしちゃうんですね。
だから決まりとかルールを作らないと、、まあ、こちらは夫婦でしっかり話し合います! ( 本当に! )

プロフェッショナルとしての成果

デザインの仕事においても同じように重要

要するに、車の手入れにおける細部への注意は、
デザインの仕事においても同じように重要ということを実感したんです。

ターゲットのニーズに寄り添いながら、洗練されたデザインを提供することで、
お客様の期待を超えることができます。

私の車への情熱は、
仕事におけるプロフェッショナリズムに直結しています。

これは、お客様が求める以上の価値を生み出すために、細部にまで目を配り、常に最高の成果を目指すというスイッチの姿勢を反映しています。

やらされ仕事にならないように、当事者意識を持つために行うべきこと

ここまでお伝えしても、仕事によっては、急に割り込んできたタスクや、
予算が想像以上にとれない仕事、ギリギリなスケジュール、リソース確保が難しい。。。
といったシチュエーションで、どうしても当事者意識をもてないかも。。
ということがあるかもしれません。

そういう時に、仕事への関与度を高め、
より充実したワークライフを送るための手助けとなる方法
考えました。

目標の設定

自分自身で仕事の目標を設定する!

これによって、与えられたタスクに対してより個人的な関与を感じることができます。
目標は具体的で、達成可能なものにし、定期的に進捗を評価すると GOOD!

たとえば、デザインフォーマットは決まっている仕事に対しても、字間や行間、
コンテンツの大きさなどは完璧にこなしてやるというような気持ちをもつと、
制作にのめり込めるなと思う時が多々あります!

責任の意識

仕事の成果に対して自己責任を持つ!

成功も失敗も自分の行動と決断によるものと認識することで、より責任感を持って取り組むことができます。小さな仕事でも、その先にいるユーザーや、社会的な関与を感じることができれば、自ずと責任感が生まれると思います!

知識とスキルの向上

継続的に自分の専門知識やスキルを向上させることで、仕事への関与度を深めることができます。
新しい技術や手法を学ぶことで、より積極的に仕事に取り組むことができます。

デザインで言えば、とにかく色々なものを「見る」のがいいと思います。。
街の看板や広告もそうですが、
デザインアイデアの一覧ツールとして、

Pinterest や、WEB ギャラリーサイトもあったり、
InstagramX(旧ツイッター)といったSNSのほか、。
私自身は最近 SAVEE というアプリを閲覧するのが楽しみです。

かなりモードよりなデザインなのですが、細部まで見て、気づく作業 ( ここにも知識と経験は必要なのですが、、、) を行えば、より汎用的に活用できるかなと思います。
あと単純にセンスが高くてテンションあがる!

フィードバックを求める

チーム内で自分の意見やアイデアを積極的に共有すること

これにより、プロジェクトに対する個人的な投資が増し、より関与を感じることができます。

私もいまでもよく上長にみてもらったり、逆に全く関係ない家族や友達に見てもらうこともあります。目の付け所が全然違う意見がでてきて、より快適さや利便性につながることもあります!

バランスの取れたワークライフを目指す

個人的にはこれはすごく大事だと思います。
仕事だけではなく、プライベートの時間も大切にする!

趣味やリラクゼーションを通じてエネルギーを再充電することで、
仕事への新鮮な視点とエネルギーを持つことができます。
余裕があれば、すぐにクライアントに渡さず、時間を置いてから
もう一度デザインと向き合うと、新鮮なアイデアが出てくることもあります!

まとめ

私の車への愛情は、仕事における当事者意識の重要性を教えてくれました!

どんな分野であれ、自分の行動が最終的な成果に大きな影響を与えるという認識は、
プロフェッショナルとしての質を高める条件だと思います。

私の車へのこだわりは、デザインの仕事においても同じ精神を持ち続けることで、
常に最高の成果を目指します!

この記事を書いたスタッフ

KUSAKA

SUICH グラフィックデザイナー

KUSAKA

グラフィックデザイン制作をメインに、前職では大手広告代理店の下請けとしてデザイン業務に携わり、「より良いブランディングを」というモットーのもと、その経験を活かしたブランド設計から中小企業のデザイン、ディレクションを請け負う。