こんにちは、SUICHスタッフです。
先日ロゴ制作に関して、1件のご相談がありその際にSUICH代表が話していた ロゴへの思いに、自分の価値観に大きく感銘を受けまして、 私たちが日頃どのような思いで制作しているか、少しでもお伝えしたく 今回は「ロゴ制作の重要性」についてお話しできればと思います。
このブログではこのようなことをお伝えします。
ロゴってなんのためにあるのか?
会社の旗印を軽く考えてはいけない
社長の考えが反映されているのがロゴでなくてはいけない
経営理念のビジュアル化
会社をまとめるための工程が必要であり、それがロゴ制作にうってつけ。
オリジナルのロゴは、企業にとって非常に重要な役割を果たしています。
ロゴは、企業のブランディングに欠かせません。企業のイメージや価値観、特徴などを表すものであり、それが消費者の心に定着することで、企業の知名度や信頼性を高めることができます。ロゴは、ブランドイメージを固定化するための重要なツールのひとつとなり旗印となります。
また、企業の差別化にもつながります。同業他社との差別化を図るために、独自性や個性を表現することが求められます。その企業が独自に持つ特徴や価値観を表現することができ、競合他社との差別化に貢献します。
「こんなデザインがいいな」「こういう雰囲気が好きだから」 そんな気持ちで、制作するのは、確かに満足度も高いかもしれません。
ですが、前述の通り、ブランドイメージの固定化を図る重要なツールであり、
あなたの企業にしか出来ないデザイン表現を目指す必要があります。
ロゴには経営理念や、将来的に企業として有りたい姿、ブランド戦略をビジュアル化する役割があります。
例えば、アップルは、シンプルで直感的なデザインが特徴的です。これは、アップルが追求する製品やサービスにおいて、シンプルで直感的な操作性やデザインが重要な価値観であることを表現しています。
また、コカ・コーラは、その鮮やかなレッドとホワイトが非常に印象的です。これらは、コカ・コーラが追求する、元気や活力、そしてシンプルな喜びや楽しさを表現しています。
こうしたように、ロゴデザインは企業の経営理念やブランド戦略をビジュアル化することによって、顧客や社会に向けた強いメッセージを発信することができます。そのため、企業がロゴデザインを制作する際には、自社の経営理念やブランド戦略を明確に把握し、それをロゴデザインに反映することが重要です。
さて実際に私たちSUICHのロゴデザインから、どういった思いが込められているのか、
解説していきたいと思います。
弊社ステートメント「やる気スイッチON!」
希望と元気が湧く「アイディアスイッチON!」
専門知識と技術に磨きをかける「情熱スイッチON!」
礼を持って建設的に取り組む「前向きスイッチON!」
この4つのスイッチをONにする企業として、一貫したコンセプトを元に、「ON」という文字の上に「SUICH」を構成。
Iは閃きや親近感の表現としても、小文字のiとしても認識出来るよう視認性を意識したデザインになっています。
このように、英語のシンプルな配置に見えるデザインの中で、斜めの線や円には様々な意味が込められています。フォントの選択や太さ、青色の使用、そして一見黒に見える色も、実は真っ黒ではありません。私たちSUICHという企業の親しみや安心感、信頼感を感じさせるデザインとなっています。
例えば、素人が自分で作成する場合、あまりにも自分好みのデザインになってしまいがちです。 しかし、ロゴは企業イメージを表すものであり、であっても、 消費者にとって分かりやすく、親しみやすいものである必要があります。
また、あまりにも多くの意味を込めようとする傾向があります。
ロゴには、企業のビジョンや理念、商品やサービスの特徴などを表現することができますが、 あまりにも多くの意味を込めると、ロゴ自体が複雑化してしまい、認知しにくくなってしまいます。
以上のように、オリジナルのロゴは、
企業のブランディングや差別化に欠かせない重要な要素である一方で、 重要であるがあまり、陥りやすい考え方も存在します。
制作する場合には、著作権や商標権の問題にも注意が必要です。 他社のロゴやデザインを無断で使用することは、法的に問題があるため、 必ず専門家に相談し、適切な手続きを行うようにしましょう。
オリジナルのロゴは、一度制作したらそれで終わりではありません。 時代や流行りに合わせて、ロゴの変更や微調整が必要な場合もあります。 また、ロゴがどのように受け止められているかを常にモニタリングし、改善することが重要です。
例として一新したロゴデザインを、再び以前のデザインに戻したケースもあります。
アサヒビール
一新したロゴデザインを、再び以前のロゴデザインに戻した理由については、公式な発表はされていませんが、消費者に受け入れられず、ブランドイメージの低下につながったとの見方がされています。
クリーンで爽快な味わいを提供してきた、ブランドの歴史や伝統を象徴している従来のデザインからは大幅に変更され、洗練されたイメージとは一転、そのイメージとはあまりにもかけ離れていたという見方があります。
航空会社JAL
日本航空再建の決意を示すため、鶴のデザインへ戻したとのことです。
採用した新しいロゴマーク「鶴丸」は、創業当時の精神に立ち返り、挑戦する精神・決意、すなわちJALの原点・初心をあらわしています。
引用元:http://press.jal.co.jp/ja/release/201101/001143.html
以上のように、ロゴデザインは企業のブランドイメージを決定する上で、
企業にとって非常に重要な要素であり、適切なデザインを行うことが求められます。 しかし、素人が陥りやすい考え方にも注意が必要であり、 プロの知識や経験を活用することで、多方面的な目線から考えたより練られたロゴデザインが完成します。
経営理念やブランド戦略を表現するだけでなく、ロゴデザインは視認性や印象の強さ、色彩やフォントなどの細部に至るまで、様々な要素が組み合わさったものです。そのため、ロゴデザイン制作には、専門的な知識や技術が必要となります。企業がロゴデザイン制作を考える場合には、プロのデザイナーやデザイン会社の協力を得ることで、理念や思いを深く落とし込むことが出来ます。
以上を踏まえ、あなたのサービスや企業のロゴに込めた意味を今一度整理し、振り返ってみるともしかしたら新しい発見があるかもしれませんよ。
また、制作する場合には、企業のビジョンや理念、商品やサービスの特徴を的確に把握し、 それを表現するデザインを行うことが重要ですので、表面的なデザインではなく、 「なぜそのデザインであるべきなのか」が伝えられる表現方法を目指しましょう。
この記事を書いたスタッフ
SUICH WEBデザイナー
KURIBAYASHI
2021年10月に2人目のWEBデザイナーとして入社。
前職は同様にHP制作会社で、デザイナーながらWEBならではの戦略やSEO対策などに意欲的で、のべ500件ほど、幅広いクライアント様を担当致しました。特に集客特化であるランディングページを得意としています。