こんにちはSUICHスタッフです。
美容室では今や当たり前のように置かれているとある物に注目。
散髪中やカラーが馴染むための待ち時間。雑誌や冊子を読んで時間を潰していましたが 最近ではPadに電子雑誌の読み放題サービスが多く取り入れられているのを多く見かけませんでしょうか?
電子ならわざわざ本屋に行って買う必要もありませんし重い雑誌を何冊も抱えることもありません。 お客さんとしても常に最新号が読めるほか、タブレットをさっと拭けば消毒も簡単なので衛生面もメリットが。
今や定番化しつつあるデジタルブックですが、 美容室以外に、営業やビジネスシーンでもデジタルブックが大活躍するのをご存知ですか?
今回は「デジタルパンフレット」(電子ブック)のビジネス面での可能性について、営業効率をUPさせたい企業さんへ向けた情報をシェア致します。
実際にどのようなものがあるか、SUICHのパンフレットをデジタルパンフレット化したものを実際に体験していただき、使い勝手の良さについてご紹介致します。
デジタルパンフレットは、「電子ブック」「デジタルブック」など様々な呼び方がありますが、どれも同じものを指しています。
パソコンやiPadなどのタブレット端末、スマートフォンなどの多種多様な機種からウェブへアクセスし、実際にページをめくる体験をしながら読むことのできる本(冊子)のことです。これを聞いて、もしかしたら既にお使いの方も多いのでは無いでしょうか。
私もこのデジタルブック、日常的によく利用するんです。その代表的な例として以下の2つが挙げられます。
Amazonが提供していることでおなじみKindle
電子書籍専門サービスピッコマ
今デジタルパンフレットは日常生活で当たり前になりつつある1つの手段のため、利用に抵抗が少ないのが大きいメリットです。
1つ例として美容室を挙げましたが、それ以外でもさまざまな場所で効果的に活用できるいくつかの例を紹介します。
教科書やカリキュラムをデジタル化することで、生徒がいつでもどこでも学ぶことができ、動画やスライドショーを活用することでより効果的な学習環境を提供できます。 さらに訂正が必要となった場合、従来ならば修正用のプリントを一枚一枚印刷していましたが、デジタル化されたことによりデータを1つ修正するだけでどなたが見ても最新情報を見れる様になり、 印刷する手間も不要となりますので資源面においても無駄なく講習における効率アップが計れます。
製品やサービスの特徴や利点を魅力的に伝えるデジタルカタログやパンフレットを用意することで、顧客にいつでもどこでも提供することができます。
ウェビナーやオンラインセミナーの参加者に対して、デジタルブックで学習資料や関連情報を提供することができます。参加者は自分のペースで学習し、リソースを活用できます。
医療関連の資料や情報をデジタルブックとして提供することで、医療専門家や患者が必要な情報にアクセスしやすくなります。疾患の説明や治療方法の解説などを提供することができます。
不動産会社が物件情報をデジタルブックで提供することで、顧客が検討する物件の詳細を見ることができます。写真や動画を組み込むことで、物件の魅力をよりリアルに伝えることができます。例えば物件内覧を行なっているときに資料を見ながら営業することができるため、成約率アップも期待できます。
企業内での情報共有やコミュニケーションツールとして、会社の成果報告やプロジェクトの進捗状況などを分かりやすくまとめて共有できます。
デジタルパンフレットはさまざまなビジネスシーンで活用できる多くの可能性を持っています。特定のニーズや目的に合わせて、情報提供やコミュニケーションのツールとして活用することができます。
デジタルブックはオンラインで簡単にアクセスでき、共有も容易です。営業担当者はクラウドや電子メールを通じて、顧客やクライアントとリアルタイムでデジタルブックを共有し、資料を迅速に提供できます。
デジタルブックは動画、音声、アニメーションなどの対話的な要素を含めることができます。これにより、従来の紙媒体では出来なかった商品やサービスの魅力的な側面をより鮮明に伝えることができ、顧客の興味を引くことができます。
デジタルブックは簡単に更新できるため、最新情報や特別なオファーなどをリアルタイムで追加できます。これにより、営業担当者は顧客に最新の情報を提供し、特定のニーズに合わせたカスタマイズも行えます。
デジタルパンフレットはユーザーが自由に操作できるため、顧客との関与を高める効果があります。自分のペースで閲覧し、関心のある部分に集中できるため、より深い理解と興味が生まれやすくなります。
デジタルブックは紙の資料を必要としないため、環境にやさしいオプションです。紙を使わないことで、紙資源や印刷コストを大きく削減。環境に配慮しSDGsに貢献することができるため、企業イメージの向上·社会課題への対応にも大きくメリットがあります。
デジタルブックでしか出来ない圧倒的な差はやはりアクセス解析を行えることです。
専用のアクセス解析ツールを設置することで、営業担当者は顧客の行動や反応を追跡できます。閲覧回数やクリック率などのデータを分析することで、営業戦略の評価と改善が行いやすくなります。
これらの要因により、デジタルブックは営業の効率を向上させ、より効果的な顧客対応と成果を生み出す手段となるのです。
これだけ便利なデジタルパンフレット(電子ブック)ですが、いくつかのデメリットが考えられます。
インターネット接続が必要な場合、オフライン状態でアクセスできないことがあります。 特に移動中や通信が制限されている場所では、アクセスが制約される可能性があります。また、一部のデバイスやフォーマットに対応していないことがあります。
動画やアニメーション、音声などの多くの対話的な要素が含まれる場合、 ユーザーが情報を処理するのに時間がかかることがあります。 過度な情報は逆にユーザーを混乱させることがあるため、注意が必要です。
飲食店でも見かけるようになった電子メニューですが、まだまだ操作に抵抗のある方も多い傾向にあるようです。
特に高齢者やテクノロジーに不慣れな人々にとっては、使い方に苦労することがあり、紙媒体を好むケースも。
これらのデメリットを考慮しながら、デジタルブックを活用する際には、 目的やターゲットオーディエンスに合わせた適切な戦略や配信方法を検討することが重要です。
しかしながら近年では、デジタルデバイスへのアクセスが一般的に増え、特に若い世代はデジタルテクノロジーに親しんでいます。小学生にタブレットが支給されたり、オンライン学習が普及したりするなど、デジタル環境を活用する機会が増えています。
デジタルブックやオンラインコンテンツを利用するためには、インターネット接続が必要となり、高速で安定したネットワークがないと、コンテンツの読み込みが遅くなったり、途中で中断されたりすることがあります。特に動画や対話的なコンテンツを利用する場合、快適な環境が必要です。
※サービスによってはアプリを経由することで、ネット接続がされていなくても表示可能なものもあります。
ただし、デジタル環境の普及が進んでいるからこそ、デジタルブックを活用することで多くの利点が得られ、特に営業や教育などの分野で、情報の効果的な伝達やコミュニケーションの向上に貢献する可能性が高いです。
結局、デジタルブックをどのように活用するかは、ターゲットオーディエンスのニーズや状況に合わせて戦略を立てることが重要です。ネット環境の整備もその一環として考慮することで、デジタルブックのメリットを最大限に引き出すことができるのではないでしょうか。
一方で、手元に残らないというリスクがあることも考慮しながら、
具体的な状況や目的に応じて適切な戦略を検討することが重要です。
予算に余裕があるならば、デジタルブックと手元資料の両方を組み合わせて提供することも検討するとなお効果的に戦略的営業を行うことができます。
デジタルブックや手元資料のどちらを選択するかは、特定の状況やターゲットオーディエンスのニーズに合わせて検討することが重要です。一つの方法だけに固執せず、状況に応じて柔軟にアプローチを調整することで、最適な情報提供とコミュニケーションを実現することができます。
また、選択肢を増やすことで、顧客やクライアントにとっても選びやすくなります。
一部の人々はデジタル形式を好み、リアルタイムでアクセスしたり共有したりすることを重視するかもしれません。
一方で、手元に残る資料を好む方もいます。異なる選択肢を提供することで、より幅広いニーズに対応できるようになります。
状況やニーズに適切に対応することで、顧客との関係を深め、効果的なコミュニケーションとビジネス成果を達成することができるでしょう。最終的な選択は、企業の目標や戦略に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事を書いたスタッフ
SUICH WEBデザイナー
KURIBAYASHI
2021年10月に2人目のWEBデザイナーとして入社。
前職は同様にHP制作会社で、デザイナーながらWEBならではの戦略やSEO対策などに意欲的で、のべ500件ほど、幅広いクライアント様を担当致しました。特に集客特化であるランディングページを得意としています。