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お問合せフォームからの営業メールの対策法4選

こんにちは、SUICHスタッフです。
HP制作は勿論のこと、SEO対策やアクセス解析レポート、日々の更新代行など、
WEBをもっと活用していただきたいため、様々なサービスをご提案しております。

お問い合わせフォームのお悩み

先日とあるお客様よりこんなお悩みを頂きました。

「お問い合わせフォームから営業の連絡ばかりが来て困っている、
本来のターゲットとするお客様からのご相談のみに絞りたい」

HPを構えていると誰しもが通る道ではないでしょうか?
感染症が一気に広まった近年、よりオンライン上での営業が多くなった関係からか
特に多くの営業メールが多く届くようになりました。

勿論SUICHも同様にHPからも毎日のように営業メールが届いています。
しかも同じ企業から全く同じ内容のメールが届くなんてことも。

複数同じ内容を送ってしまうと無差別的に送信していると機械的な印象も受けますので、
実際に営業メールを送る際には注意しなければならないのですが、
何故こんなことが起こってしまうのでしょうか。

同じ企業から営業メールが複数回届く理由

送信元の企業が営業メールを過去に送ったことを管理しきれていないため

あなたのHPを見てというよりは、機械的に営業メールを送っているので
前回いつ送ったかなど把握しきれておらず、定型文(同じ内容)が届くこともあります。

営業送信代行依頼をしているから

一社一社でフォームの入力項目が異なり、各サイトへ都度アクセスし、
必須項目を入力しなければならず、効率的に営業したい企業は、
業者に送信代行を依頼しているためです。一度お断りしても半年後に同様のメールが届くケースも。

メールアドレスを収集・リストアップされているから

無料の資料ダウンロードやメールマガジンなどを通じて多くのユーザーを集め、
メールアドレスを入力することで、アドレスが「流出」する可能性があります。

さらに、メールアドレスを収集するツールが存在し、ネット上に公開されている
アドレスを自動的に収集したり、ランダムなメールアドレスを生成して、
実際に送信出来たアドレスをリスト化することができます。

このように作成されたメールアドレスのリストは、迷惑メールを送信する業者の間で売買されることも。

では何故営業メールが迷惑と感じるのでしょうか

営業をされた側から見てこのような理由が挙げられます。

  • 不特定多数向けの内容のため、自社向けに送ってきたと思えない

  • 必要のないセールス、提案をされるため

  • 無視をしても定期的に送ってくるため

不同意の営業メールは法律違反

そもそも不同意の営業メールを送信することは
「特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)」で違反している可能性があります。

参考)総務省|迷惑メール対策

特定電子メール法、特定電子メールの送信等に関するガイドライン(消費者庁)

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html

そのため、ここはしっかりはっきりと貴社のウェブサイトにて
「営業メールはお断りです」と明記しておくとより安全に運用可能です。

営業メール対策術4選

ここでは対策法として有効法を4つご提案します。

1.お問い合わせフォームやプライバシーポリシーに注意書きを記載する。

以下のような例文がある場合、メールが送られてきた際にクレームを出すことも可能です。
フォームからの営業メールを送らせないために、まずは先手を打つことが大切です。

また、表記する位置もフォームの上段や
お問い合わせ内容に関する項目など、分かりやすい場所に書くと効果的です。

例文)

※営業電話が多いため、電話番号の記載は控えさせていただいております。

※売り込みや協業目的のお問い合わせはご遠慮ください。

※WEB広告営業など、業者様はこちらからお問い合わせ頂いても返信は致しません。
ご遠慮いただきますようお願い致します。

2.メールフォームを分岐させる

分岐

SUICHのメールフォーム。ページごとに異なる項目が表示され、使い勝手が改善されました。

SUICHでも実施しておりますがメールフォームを用途に合わせて複数設置し、
それによって受信するアドレスを変更すれば仕分けが容易になり、開封の手間も省略可能です。

やり方次第では、フォーム1つでもご用件として
「依頼のご相談」「協業・業務提携のご相談」にチェックできる項目を追加、
後者を選択した場合、営業のご連絡は現在新規様の受付を停止しています。とメッセージ表示
させる方法もあります。

3.ページを検索避け(noindex)にする

フォームを発見するための手段として、特定のキーワードで特定し、リストアップしております。

本来お問合せ頂きたい方々はサービスページやLPなどで理解いただいてから
お問合せいただくケースが大半ですので不要なアクセスを避けるためにも以下の方法を試してください。

設置方法

・<head>内に以下を記述する

Googleガイドライン違反(違反するとペナルティがかかる恐れがあります)を避けるため、
記述箇所や方法はしっかり確認して配置してください。

HTMLのheadタグ内、meta要素のname属性の属性値でrobotsを、
content属性の属性値にnoindexを記述する。以下をコピペでOK!

<meta name=”robots” content=”noindex” />

4.お問い合わせフォームにNGワードを設定する

利用しているシステムによりますが、特定のワードを入力した場合は送信できなくなる
といったことも可能です。現在運営しているHP制作会社に確認してみましょう。

まとめ

営業メール自体を0にすることは難しいため、いかに送らせず事前に仕分けすることで、
労力を下げることが大切です。

より快適に業務提供行い、最適なビジネスワークとなりますよう参考になれば幸いです!

この記事を書いたスタッフ

KURIBAYASHI

SUICH WEBデザイナー

KURIBAYASHI

2021年10月に2人目のWEBデザイナーとして入社。

前職は同様にHP制作会社で、デザイナーながらWEBならではの戦略やSEO対策などに意欲的で、のべ500件ほど、幅広いクライアント様を担当致しました。特に集客特化であるランディングページを得意としています。