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ホームページ制作ガイド
依頼前の準備
Guide

GUIDE 09
ホームページ制作ガイド

何を用意すればいいかがわかる、
発注前の準備リストです。

自分で揃えるべき素材一覧

ホームページ制作を外注する際、全部お任せにすると、時間がかかったり費用が膨らんだりしがちです。事前に自分側で揃えておくべきものを把握しておくだけで、制作がスムーズに進みます。

準備は完成物のクオリティにも直結します。素材は大きく「情報・方針」「テキスト」「ビジュアル」「技術・環境」の4種類に分けて考えると整理しやすくなります。

ノートパソコンの画面を指さしながら相談する様子

ホームページを作る目的や方向性が曖昧なまま制作を始めると、後から「なんか違う……」という修正が増える原因になります。以下は、制作会社に最初の相談をする前に、できる範囲で整理しておきたい項目です。

サイトの目的・ゴール

何のためにホームページを作るのかを言語化しておきましょう。

  • 新規の問い合わせを増やしたい
  • 採用応募者を増やしたい
  • 既存顧客への情報発信が目的
  • 商品・サービスのオンライン販売がしたい など

目的が複数ある場合は、優先順位もあわせて整理しておくと、制作会社との認識のズレが起きにくくなります。

ターゲット(誰に届けたいか)

「誰に見てほしいサイトか」を具体的にしておくと、デザインの方向性や文章のトーンが決まりやすくなります。

  • 年齢・性別・職業などの基本属性
  • どんな悩みや課題を持っている人か
  • スマートフォンとパソコン、どちらからの閲覧が多いか など

ターゲット設定については「ターゲット(ペルソナ)設定の重要性(GUIDE 03)」でも詳しく解説しています。

デザインの方向性・テイスト

「こんなイメージにしたい」を伝えるための材料を用意しておきましょう。

  • 気に入っているサイトのURL(3〜5件程度)
  • 避けたいイメージや配色(例:派手すぎる色は使いたくない、など)
  • キーワードでのイメージ共有(例:「清潔感」「高級感」「親しみやすさ」など)

デザインのイメージは言葉だけで伝えようとすると認識がズレやすいため、参考サイトの共有が特に効果的です。

競合・同業他社のサイト

自分のビジネスと同業・近い業種のサイトを3〜5件ピックアップしておきましょう。「このサイトのここが良い」「ここは自分たちとは違う」という形で共有すると、制作会社が方向性を把握しやすくなります。

テキストの準備は、費用と時間の両面で最も影響が大きい素材です。制作会社にライティングを依頼すると別途費用がかかるケースが多く、自社でできる範囲は自分で用意することでコストを大きく抑えられます。

会社・事業の基本情報

  • 会社名・屋号・代表者名
  • 所在地・電話番号・メールアドレス
  • 営業時間・定休日
  • 設立年・従業員数などの会社概要

サービス・商品の説明文

  • 提供しているサービス・商品の内容
  • 特徴・強み・他社との違い
  • 価格・料金プラン(公開する場合)
  • よくある質問とその回答

会社・代表者のプロフィール・想い

  • 創業のきっかけや事業への思い
  • 実績・受賞歴・資格・認定など
  • スタッフ紹介(掲載する場合)

お客様の声・実績

  • 導入事例・ビフォーアフター
  • お客様からのコメント(掲載許可の確認が必要)

テキストは「とりあえずの下書き」で構いません。完璧に仕上げる必要はなく、素材として渡すことが目的です。制作会社側で読みやすく整えてくれるケースがほとんどです。

ロゴデータ

すでにロゴがある場合は、データ形式を確認しておきましょう。

  • 推奨形式:AI・EPS・SVG・PNG(透過)
  • JPEGやPNGしかない場合は、制作会社に相談すれば対応してもらえることが多い

写真・画像素材

自社で用意できるものを事前に整理しておきましょう。

  • 外観・店内・オフィスの写真
  • スタッフ・代表者の写真
  • 商品・サービスの写真
  • 作業風景・施工事例など

スマートフォンで撮影した写真でも十分使えます。ただし、明るさ・ピント・背景の整理など、最低限のクオリティは意識しておくと、仕上がりに差が出ます。写真が一切ない場合は、フリー素材で代替することも可能です(GUIDE 10「無料ツールやフリー素材サイトの紹介」で紹介しています)。

制作物そのものではありませんが、ホームページを公開・運営するためには以下の要素が必要になります。制作会社が代わりに手配してくれる場合もありますが、仕組みだけは把握しておくと後々の管理がラクになります。

ドメイン(サイトのURL・住所にあたるもの)

「https://〇〇〇.com」の「〇〇〇.com」の部分がドメインです。

  • 取得していない場合お名前.com・ムームードメインなどで取得できます。
  • 取得済みの場合ドメイン管理会社のログイン情報を制作会社に共有する必要があります。
  • 迷っている場合制作会社が代行してくれることも多いので相談してみましょう。代行の場合、払い忘れや担当者変更によりログイン情報を紛失するなどのリスクを防ぐことができます。

サーバー(サイトのデータを置く場所)

ホームページのデータを実際に置いておく場所がサーバーです。

  • 契約していない場合エックスサーバー・さくらインターネット・ConoHa WINGなどが代表的です。
  • 制作会社のサーバーを使う場合制作会社が自社サーバーを用意している場合は、別途契約が不要なこともあります。
  • すでに契約がある場合ログイン情報・プラン内容を確認しておきましょう。

制作ツール・CMS(更新システム)

制作会社に依頼する場合、ツールの選定は基本的に制作側が行います。ただし、公開後に自分でも更新したい場合は、「どのCMSを使うか」「更新の操作方法を教えてもらえるか」を事前に確認しておきましょう。

  • WordPressが最も普及しており、操作の情報も豊富

CMSについては「CMSとは?」(GUIDE 15・準備中)でも詳しく解説します。

  • 情報・方針

  • テキスト

  • ビジュアル

  • 技術・環境

「何を用意すればいいかわからない」という状態でも、弊社ではヒアリングを通じて一緒に整理するところからお手伝いします。まずは現状をそのままお伝えいただければ大丈夫です。