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ホームページ制作ガイド
制作前の決定事項一覧
Guide

GUIDE 20
ホームページ制作ガイド

決めておくべきことが明確なら、
制作は迷わず進められます。

制作前に最低限決定すべきことの一覧と具体例

実際に制作会社へ依頼する前に、これだけは決めておきたい項目を一覧にまとめ、具体例もあわせてご紹介します。前のページでご紹介したチェックシートとあわせてご活用ください。

事前にここまで決めておくことで、制作会社とのやり取りがスムーズになり、見積もりの精度も上がり、制作途中での追加費用を防ぐことにもつながります。

スマホやタブレットの画面設計図を囲んで検討する手元

制作前に決めておきたい項目は、大きく5つのカテゴリーに分かれます。

これらを制作が始まる前にできるだけ明確にしておくことで、制作会社との認識のずれを最小限にすることができます。以下、それぞれのカテゴリーごとに具体的な項目と例を見ていきましょう。

01

最も大切なのが、何のためにホームページを作るのかという目的の明確化です。ここが曖昧なまま制作を始めてしまうと、途中で方向性がぶれやすくなり、修正や追加要望が増える原因になります。

決めておくこと 考え方のヒント 具体例
ホームページの主な目的ホームページを通じて最終的にどうなりたいか新規のお客様からの問い合わせを増やしたい/採用の応募者を集めたい/会社の信頼感を伝えたい
具体的な成果指標目的が達成されたかどうかを何で判断するか月に5件の問い合わせが来る/求人ページからの応募が月3件になる
ホームページ開設の背景なぜ今ホームページを作る(リニューアルする)のか創業したばかりで名刺代わりにしたい/既存のサイトが古くスマートフォンに対応していない/競合が増えてきたのでネットでの集客を強化したい

目的は1つに絞る必要はありませんが、優先順位をつけておくことが大切です。問い合わせ獲得が最優先、次に採用のように順位が決まっていれば、ページ構成やデザインの判断軸が明確になります。

02

ホームページは不特定多数に向けて作るものではなく、見てほしい相手を具体的にイメージして作ることで効果が上がります。このガイドの3〜5ページ目でも詳しくお伝えしていますが、ここでは制作会社に伝えるべき最低限の項目を整理します。

決めておくこと 考え方のヒント 具体例
主なターゲット層どんな人に見てほしいか30〜40代の子育て中の女性/地元で新築を検討している家族/BtoB取引先の担当者
ターゲットが抱えている悩みや課題その人はどんな困りごとを解決したくてホームページにたどり着くか近くで信頼できる歯医者を探している/業務効率化のツールを比較検討している
ターゲットの検索行動どんなキーワードで検索しそうか〇〇市 歯医者 おすすめ/業務管理ツール 比較
地域の限定があるか商圏が決まっているか、全国対応か店舗から半径10km圏内/〇〇県全域/全国対応

ここまで具体的に決められなくても、なんとなくこういう人に来てほしいというイメージを言葉にしておくだけで、制作会社との打ち合わせがスムーズに進みます。

03

どのようなページを用意し、それぞれのページにどのような内容を載せるのかを事前に整理しておきましょう。6〜7ページ目で詳しくお伝えした内容をもとに、自社に必要なページを洗い出します。

決めておくこと 考え方のヒント 具体例
必要なページの一覧どんなページが必要かトップページ、サービス紹介、料金案内、会社概要、お問い合わせ、ブログ、採用情報
各ページに載せたい内容の概要そのページで何を伝えたいかサービス紹介ページ → 3つのプランの特徴と料金、導入事例2件、よくある質問
用意できる素材テキストや写真はどこまで自社で準備できるか会社の外観写真はある/スタッフ写真は撮影が必要/原稿は箇条書きで用意できる
必要な機能フォーム、予約、SNS連携、ブログなど問い合わせフォーム、Googleマップ埋め込み、Instagram連携、ブログ更新機能
ページ数の見込み全部で何ページくらいになりそうか8〜10ページ程度

ページ構成は制作会社と相談しながら固めていくものですが、たたき台を用意しておくと話が早く進みます。完璧でなくても、箇条書きのメモ程度で十分です。

04

デザインの好みは言葉だけで伝えるのが難しい領域です。おしゃれにしてほしい・かっこよくしたいだけでは、依頼側と制作側のイメージがずれてしまうことが多いため、できるだけ具体的に伝える準備をしておきましょう。

決めておくこと 考え方のヒント 具体例
参考サイトこんな雰囲気にしたいと思うサイトを2〜3サイト〇〇のサイトの色使いが好き/△△のサイトのレイアウトが見やすい
好みの色合いブランドカラーがあるか、好きな色のトーンはあるかコーポレートカラーが紺色/ナチュラルで温かみのある色合い/モノトーンでスタイリッシュに
避けたいデザイン好みだけでなくこれは嫌というものも伝える派手すぎるデザインは避けたい/ポップすぎる雰囲気は合わない
ロゴやブランド素材の有無すでに使っているロゴやカラーがあるかロゴはデータであり、名刺やパンフレットでも使用している/ロゴはまだない
写真のイメージ既存の写真を使うか、新たに撮影が必要か商品写真は高画質データがある/スタッフ写真はプロに撮影を依頼したい

参考サイトを提示するときは、このサイトのどこが好きかを具体的に伝えることが大切です。同じサイトを見ても、色が好き・構成が好き・フォントの雰囲気が好きと感じるポイントは人それぞれですので、何に惹かれたのかをひとこと添えるだけで伝わり方がまったく変わります。

05

制作だけでなく、公開後の運用や技術的な条件についても事前に整理しておくと、見積もりの精度が上がり、あとからの追加費用も発生しにくくなります。

決めておくこと 考え方のヒント 具体例
希望の公開時期いつまでにホームページを公開したいか3か月後のオープンに合わせたい/特に急ぎではないが半年以内には
独自ドメインの有無すでにドメインを持っているか、新たに取得するか〇〇.comを取得済み/まだ決めていないので相談したい
サーバーの有無すでにレンタルサーバーを契約しているか契約済み(〇〇サーバー)/まだないので相談したい
更新の担当者と頻度誰がどのくらいの頻度で更新するか事務スタッフが週1回ブログを更新する予定/更新はあまりしない見込み
CMS導入の希望ブログやお知らせを自分で更新できるようにしたいかWordPressを使いたい/更新しやすいものであれば種類は相談したい
保守・運用サポートの希望公開後のサポートが必要か月額で保守を依頼したい/トラブル時だけ相談したい/すべて自社で対応する
予算の目安おおよその予算感30万円以内で収めたい/50〜80万円程度を想定している/まずは相場を知りたい

予算については、正確な金額でなくてもこのくらいの範囲という目安を伝えるだけで、制作会社はその予算内で実現できるプランを提案しやすくなります。予算を伝えずに見積もりを依頼すると、想定とかけ離れた金額が出てきてしまうこともあるため、大まかな範囲でも共有しておくことをおすすめします。

最後に、ここまでの内容をチェックリストとしてまとめます。制作会社に相談する前に一通り目を通し、わかる範囲で確認してみてください。

ホームページの目的とゴール

ターゲット

サイトの構成と掲載内容

デザインの方向性

運用・公開の条件

すべての項目が埋まっている必要はありません。まだ決められていないし、よくわからないという項目があれば、そのまま制作会社に伝えていただければ大丈夫です。むしろ、何が決まっていて何が決まっていないのかを整理できていること自体が、スムーズな制作進行の大きな助けになります。

ワンポイントアドバイス

この内容をチェック形式で整理して、そのままお問い合わせとして送信できる要件整理チェックシートもご用意しています。あわせてご活用ください。

このガイドでは、ホームページ制作を検討するうえで知っておきたい基礎知識を幅広くお伝えしてきました。外注先の選び方、費用の考え方、必要なページの構成、ターゲット設定、デザイン、テンプレート、CMS、運用、そして制作前の準備。どれも知っているかどうかで制作の進め方や仕上がりが大きく変わるものばかりです。

しかし、すべてを完璧に理解してから動き出す必要はありません。このガイドで得た知識をもとに、こういうホームページを作りたい/ここまでは決まっているけれど、ここは相談したいと制作会社に伝えていただくだけで、やり取りの質は格段に変わります。

ホームページ制作について相談してみたいと思われましたら、ぜひスイッチにお気軽にお問い合わせください。このガイドを読んでくださった方のご状況やご要望を丁寧にうかがいながら、最適なプランをご一緒に考えさせていただきます。