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ホームページ制作ガイド
テンプレートサービス比較
Guide

GUIDE 12
ホームページ制作ガイド

それぞれの得意分野を知って、
最適なサービスを選びましょう。

おすすめのテンプレートサービス

テンプレートを使ってホームページを作る場合、どのサービスを選ぶかによって、使いやすさ・デザインの質・費用・将来的な拡張性が大きく変わります。

国内外の主要なテンプレートサービスを、それぞれの特徴・向いている業種・費用感とともに紹介します。自分に合ったサービスを判断するための比較材料として活用してください。

テンプレートサービスのサイト画面例

テンプレートサービスは種類が多く、それぞれ得意な領域が異なります。以下の3点を先に整理しておくと、選択肢を絞りやすくなります。

  • 公開後の更新を自分でするか、制作会社に任せるか

    自分で更新する場合は操作のしやすさを最優先に考え、制作会社に任せる場合は、カスタマイズの自由度や拡張性を重視しましょう。

  • デザインの個性をどこまで求めるか

    テンプレートをほぼそのまま使うのか、大幅にカスタマイズして自社らしさを出したいのかによって、適したサービスが変わります。

  • 将来的にどこまで機能を拡張したいか

    予約システム・ECサイト・会員機能などを将来追加したい場合は、拡張性の高いサービスを最初から選んでおく方が、後々の作り直しコストを防げます。

STUDIO

国内のノーコードWebサイト制作ツールとして、近年特にデザイナーや制作会社の間で急速に普及しているサービスです。

  • 特徴ブラウザ上で直感的にデザインを編集できるビジュアルエディタが最大の特徴です。コードを書かずにプロレベルのデザインを実現できる自由度の高さが、他のテンプレートサービスとの大きな違いです。テンプレートの数も豊富で、デザインの質が全体的に高く洗練されています。スマートフォン対応も自動で行われます。
  • 向いている業種・用途デザイン性を重視したい美容室・カフェ・ブランド系の事業者、ポートフォリオサイト、クリエイター・フリーランスのサイト、スタートアップ企業のコーポレートサイト。
  • 費用感無料プランあり。有料プランは月額1,500円〜(年払い)。独自ドメインの使用や商用利用には有料プランへの加入が必要です。

注意点

ブログ・ECサイト機能は他サービスと比べて限定的です。更新作業を自社で行う場合、操作に慣れるまでに少し時間がかかることがあります。制作会社に依頼する場合は、STUDIOに対応している会社を選ぶ必要があります。

STUDIO 公式サイト ノーコードで洗練されたデザインを実現できる、国内発のWebサイト制作プラットフォーム。 studio.design

Jimdo(ジンドゥー)

国内でも長い実績を持つホームページ作成サービスで、操作のシンプルさと手軽さを重視した設計になっています。

  • 特徴AIがいくつかの質問に答えるだけで自動的にサイトの初期デザインを生成してくれる「Jimdo AI」機能が特徴的です。テキスト・画像の編集が直感的で、パソコン操作に不慣れな方でも比較的取り組みやすいサービスです。
  • 向いている業種・用途個人事業主・小規模店舗・地域密着の飲食店・サロン・士業の簡易サイト。「とにかく早く・簡単に公開したい」という方に向いています。
  • 費用感無料プランあり(Jimdoのサブドメインが付く)。有料プランは月額990円〜。

注意点

デザインのカスタマイズ自由度はSTUDIOやWixと比べて低めです。規模が大きくなってきたときの拡張性に限界があり、デザインの個性を出したい場合には物足りなさを感じるケースがあります。

Jimdo 公式サイト AIによる自動生成とシンプルな操作性で、初心者でも手軽にサイトを公開できるサービス。 www.jimdo.com

Wix

世界的に利用者数が多く、国内でも知名度の高いテンプレートサービスです。テンプレートの数が非常に多く、業種別に細かく分類されています。

  • 特徴800種類以上のテンプレートから選べる豊富なラインナップが強みです。ドラッグ&ドロップでの編集が直感的で、初めてホームページを作る方でも操作しやすいです。予約システム・ブログ・ECサイト・メンバーシップなど、追加できる機能(App Market)が豊富で、一つのサービスで多くの用途に対応できます。
  • 向いている業種・用途美容室・飲食店・フィットネス・教室・サロンなど、予約機能やブログを活用したい小規模事業者。ECサイトを将来追加したい場合にも対応できます。
  • 費用感無料プランあり(Wixのサブドメインが付く・広告表示あり)。ビジネス用途では月額1,700円〜の有料プランが必要です。

注意点

一度選んだテンプレートを後から別のテンプレートに変更すると、コンテンツが引き継がれないため注意が必要です。また、ページ数・コンテンツが増えると表示速度が遅くなりやすい傾向があります。テンプレートをそのまま使うと他のWixサイトと見た目が似てしまうという、前ページで解説した問題も起きやすいです。

Wix 公式サイト 800種類以上のテンプレートと豊富な追加機能を備えた、世界最大級のホームページ作成サービス。 ja.wix.com

Squarespace(スクエアスペース)

デザイン性の高さで世界的に知られる海外発のテンプレートサービスです。クリエイター・デザイナー・アーティストに特に人気があります。

  • 特徴テンプレートのデザイン品質が非常に高く、写真や映像を活かした洗練されたサイトが作りやすいです。テンプレートの数はWixほど多くありませんが、どのテンプレートも一定以上のデザイン品質が保たれています。ブログ・ECサイト・予約機能も一つのプラットフォームで対応できます。
  • 向いている業種・用途写真家・デザイナー・アーティストのポートフォリオ、高級感を演出したいサロン・ブランド・ホテル・飲食店。デザインにこだわりたいが、制作会社には頼まずに自分で作りたいという方にも向いています。
  • 費用感月額1,400円〜(年払い)。日本語対応は限定的なため、操作に英語が含まれる部分があります。

注意点

日本語の解説記事がWixやWordPressと比べて少なく、困ったときの自己解決がやや難しいです。日本語フォントの対応が限定的な場合があります。

Squarespace 公式サイト 写真・映像を活かした高品質なデザインテンプレートで知られる、海外発の制作プラットフォーム。 www.squarespace.com

ペライチ

誰でも・早く・簡単にをコンセプトにした、日本生まれのホームページ作成サービスです。特に、1枚の長いページで構成されるランディングページ(LP)の制作に特化しており、WEB制作の知識がなくても直感的に操作できるのが最大の特徴です。

  • 特徴日本国内のユーザー向けに開発されているため、管理画面やサポートが完全に日本語で、初心者でも迷わず操作できます。テンプレートを選び、テキストや写真を当てはめるだけの3ステップで公開まで漕ぎ着けるスピード感が強みです。また、日本独自の商習慣に合わせた決済機能(ペライチ決済)や予約システム・メルマガ配信などの機能がパッケージ化されており、これらをパズルのように組み合わせて拡張できる点も優秀です。
  • 向いている業種・用途セミナーの告知・申し込み、イベントの特設サイト、地域密着型の店舗(サロン・整体・教室など)、単一商品の販売ページ。まずは1枚、名刺代わりのサイトを早く作りたいという方や、複雑な構造はいらないのでシンプルに集客や成約に繋げたいという個人事業主や中小企業に最適です。
  • 費用感フリープラン0円から、ビジネスプラン月額4,351円〜(全ての機能が利用可能・年払いの場合)。プランによって公開できるページ数や機能が異なります。

注意点

ページを縦に長く伸ばしていく構造には強いですが、数十ページに及ぶ大規模なコーポレートサイトや、複雑な階層構造を持つメディア運営には向きません。また、海外発のSquarespaceやWixと比較すると、デザインの自由度やスタイリッシュな洗練さという面では一歩譲る部分があり、実用性・親しみやすさ重視の仕上がりになりやすい傾向があります。

ペライチ 公式サイト 1枚構成のランディングページに特化した、完全日本語対応のホームページ作成サービス。 peraichi.com

WordPress(ワードプレス)

世界中のWebサイトの40%以上で使われているといわれる、最もシェアの高いCMSです。厳密にはホームページ作成サービスではなくコンテンツ管理システムですが、有料・無料の豊富なテーマ(テンプレート)を使ってホームページを構築できるため、テンプレートサービスとして活用されるケースが多いです。

  • 特徴テーマ(テンプレート)の数が圧倒的に多く、無料・有料合わせて数万種類以上が存在します。プラグインと呼ばれる拡張機能を追加することで、予約システム・ECサイト・会員機能・多言語対応など、ほぼどんな機能でも実装できます。世界中に利用者がいるため、困ったときの解説記事・参考情報が非常に豊富で、自己解決しやすい環境があります。
  • 向いている業種・用途ブログ・コラムを継続的に更新したい事業者、将来的な機能拡張を見据えた中小企業のコーポレートサイト、SEOに力を入れたいサイト、制作会社に依頼する場合の標準的な選択肢。
  • 費用感WordPressのソフトウェア自体は無料。別途サーバー代(月額数百〜数千円)とドメイン代(年間数百〜数千円)が必要です。有料テーマは5,000〜20,000円程度が多いです。

注意点

自分でWordPressをセットアップして使いこなすには、ある程度の技術知識が必要です。制作会社に依頼する場合は問題ありませんが、自社でゼロから立ち上げるのはハードルが高いです。また、セキュリティ管理・定期的なアップデートを怠ると、不正アクセスやサイト改ざんのリスクがあります。シェアが高い分、攻撃のターゲットになりやすいという側面もあります。

おすすめのWordPressテーマ

WordPressを使う場合、テーマ(テンプレート)の選択が完成物のクオリティを大きく左右します。国内でよく使われる代表的なテーマを紹介します。

テーマ名 特徴 向いている用途 費用
SWELL国内製・操作しやすい・SEO対策機能が豊富ブログ・コーポレートサイト17,600円(買い切り)
Snow Monkey日本語サポートが充実・ブロックエディタ対応中小企業のコーポレートサイト月額4,980円〜
Lightning無料で使える・シンプルな構成小規模事業者の簡易サイト無料(有料版あり)
Cocoon完全無料・ブログ向け・日本語ドキュメント充実ブログ・個人サイト無料
THE THORデザインの自由度高・SEO機能充実本格的なコーポレートサイト・ブログ16,280円(買い切り)
WordPress 公式サイト 世界シェアNo.1のCMS。豊富なテーマとプラグインでほぼあらゆる機能を実装できます。 ja.wordpress.org

サービス デザインの自由度 操作のしやすさ 拡張性 費用感 特に向いている用途
STUDIO低〜中デザイン重視のサイト
Jimdo簡易な名刺代わりのサイト
Wix低〜中小規模店舗・予約対応サイト
Squarespaceデザイン重視・ポートフォリオ
ペライチ低〜中LP・イベント告知ページ
WordPress低〜中ブログ・本格的なサイト全般

制作会社にホームページ制作を依頼する場合、多くの会社がWordPressをベースに制作します。これはWordPressが最も普及しており、制作後の自社での更新・将来的な機能追加の観点でも汎用性が高いためです。

テンプレートベースのプランで安く作りたいという場合は、以下を制作会社に確認しておきましょう。

  • どのテンプレート・テーマを使用するか
  • カスタマイズの範囲はどこまでか
  • 将来的に機能を追加したい場合の対応は可能か
  • テンプレートの使用ライセンス費用は含まれているか

テンプレートを使う場合でも、制作会社の技術力とカスタマイズへの姿勢によって完成物のクオリティには大きな差が出ます。「テンプレートベースで作ったサイトを見せてもらえますか?」と実績を確認することが、依頼先選びの有効な判断材料になります。

テンプレートサービスを知ると自分でも作れそうと感じる方もいるかもしれません。実際にどちらが向いているかは、以下の基準で判断しましょう。

自分で作る方が向いているケース

  • 予算が非常に限られている(数万円以内)
  • 公開を急いでいて、簡易な情報発信ができれば十分
  • サイトの規模が小さく、ページ数が5ページ以内程度
  • デザインへのこだわりが少なく、テンプレートのままで問題ない

制作会社に依頼する方が向いているケース

  • 採用・集客・売上向上など、明確な成果を求めている
  • 自社のブランドイメージや世界観を大切にしたい
  • 競合が多い業種で差別化が必要
  • 公開後の更新・サポートを継続的に受けたい
  • SEOや広告との連携を視野に入れている

テンプレートを使うか・フルオーダーにするか、自分で作るか・制作会社に頼むかは、予算と目的のバランスで決まります。どれが正解かではなく今の自社にとって何が最適かという視点で判断することが重要です。

判断に迷う場合は、弊社にご相談いただければ現状と目的に合った選択肢をご提案します。初回のご相談は無料ですので、まずはお気軽にお声がけください。