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CMSサービス比較Guide
はじめてのCMS選びの指針になる、
主要サービスの比較ガイドです。
CMSと一口に言っても種類はさまざまです。それぞれ特徴や得意なことが異なるため、どれを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
このページでは、代表的なCMSサービスを公開後の更新・運用のしやすさという視点でご紹介し、それぞれの特徴や向き不向きを整理していきます。
CMSには大きく分けて2つのタイプがあります。
インストール型(オープンソース型)
サーバーにCMSのプログラムを設置して使うタイプです。自由度が高い反面、サーバーの準備や初期設定にある程度の知識が必要になります。WordPressが代表例です。
クラウド型(SaaS型)
インターネット上で提供されているサービスにアカウントを作るだけで使い始められるタイプです。サーバーの準備が不要で手軽に始められますが、カスタマイズの自由度はインストール型に比べると限られます。Wix、Jimdo、STUDIOなどがこのタイプに当たります。
どちらが優れているということではなく、ホームページの目的や運用体制によって向き不向きがあります。以下で、それぞれの代表的なサービスを見ていきましょう。
このページでは、各サービスを公開後の更新・運用のしやすさを軸に比較しています。テンプレート(デザインの型)としての選び方や業種別の向き不向きは、GUIDE 12「おすすめのテンプレートサービス」で詳しく解説しています。
世界中で最も利用されているCMSです。個人ブログから大企業のコーポレートサイトまで幅広い用途で使われており、制作会社もWordPressを提案する企業は多いです。
管理画面からページの追加や編集がおこなえます。文章の入力や画像の挿入はワープロソフトに近い感覚で操作できるため、基本的な更新作業はそれほど難しくありません。ただし、レイアウトを大きく変えたい場合や、テーマの細かいカスタマイズには専門知識が必要になることがあります。
世界で最も利用されていますが、世界で最も攻撃されているツールでもあります。WordPress本体やプラグインのアップデート、セキュリティ対策など、定期的なメンテナンスが必要です。ここを放置してしまうと、サイトの不具合やセキュリティ上のリスクにつながることがあります。自社での管理が難しい場合は、保守を制作会社に依頼することも選択肢のひとつです。
イスラエル発のクラウド型CMSで、世界中で広く利用されているサービスです。
2026年現在、ISO 27001/27701/27017などの国際認証済み。決済セキュリティの最高基準PCI DSS Level 1を標準でクリアしており、プラットフォーム側で24時間365日の監視・パッチ適用が行われるため、脆弱性対策を意識する必要はほぼありません。
視覚的に操作できるエディタが特徴で、テキストの書き換えや画像の差し替えは直感的におこなえます。見たまま編集できるという点では、今回紹介するCMSの中でもとくにわかりやすい部類に入ります。
デザインの自由度が高い反面、慣れないうちはパーツの配置に時間がかかることがあります。また、一度選んだテンプレートを途中で別のものに変更しづらい点や、ページ数が増えたときに表示速度が遅くなりやすいという声もあります。
ドイツ発のクラウド型CMSで、日本語対応もされているため国内でも利用者が多いサービスです。
編集機能が制限されている分、攻撃を受ける隙が小さいのも特徴です。
操作がシンプルに設計されている分、迷うことが少なく、更新作業に慣れるまでの時間は比較的短い傾向にあります。ただし、Wixほどデザインの自由度は高くありません。
シンプルさが強みである一方、細かいデザイン調整や複雑な機能追加には向きません。ビジネスが成長してホームページに求める要件が増えた場合、別のCMSへの乗り換えが必要になることもあります。
日本発のクラウド型CMSで、デザイン性の高さで注目を集めているサービスです。
サーバーの保守・管理はすべてSTUDIO側が行うため、OSやミドルウェアの脆弱性に怯える必要がありません。
CMSとしての更新機能も備えており、ブログ記事の投稿やテキストの修正は管理画面から操作可能です。ただし、デザインの編集は独自のエディタ操作に慣れる必要があり、まったくの初心者にとっては最初にやや学習が必要です。
デザインの自由度が高い分、更新を担当する方にもある程度のデザイン感覚が求められる場面があります。テキストだけ差し替えるといった単純な更新であれば問題ありませんが、レイアウトを含む変更は制作会社に相談した方が安心なケースもあります。
ここまでご紹介した4つのCMSサービスの特徴を表にまとめます。
| WordPress | Wix | Jimdo | STUDIO | |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | インストール型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 |
| 費用 | CMS自体は無料(サーバー費用が別途必要) | 無料プランあり(有料プランは月額約900円〜) | 無料プランあり(有料プランは月額約990円〜) | 無料プランあり(有料プランは月額約1,580円〜) |
| 更新の手軽さ | 基本操作は比較的簡単 | 直感的に操作しやすい | シンプルでわかりやすい | 慣れれば操作しやすい |
| デザインの自由度 | テーマやカスタマイズで幅広く対応 | ドラッグ&ドロップで自由に配置 | シンプルな範囲で調整可能 | ノーコードながら高い自由度 |
| 拡張性 | プラグインで多彩な機能追加が可能 | アプリ追加で機能拡張が可能 | 基本機能中心 | 外部連携に一部対応 |
| サーバー準備 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
| セキュリティ評価 | ★★☆☆☆(2.0) | ★★★★★(5.0) | ★★★★☆(4.0) | ★★★★☆(4.5) |
| 日本語サポート | コミュニティ中心 | あり | あり | あり |
※費用は2025年時点の目安です。最新の料金はそれぞれの公式サイトでご確認ください。
CMSの選び方は、ホームページの目的や更新する人のスキル、将来的な拡張の可能性など、いくつかの条件によって変わります。ざっくりとした目安としては次のように考えるとわかりやすいでしょう。
自分で手軽に作りたい・まず始めてみたい
Jimdo・Wix
デザインにこだわりたい・日本語で使いたい
STUDIO
制作会社に構築を依頼し、更新は自社でおこないたい
WordPress
将来的に機能を増やしていきたい
WordPress
ただし、これはあくまで一般的な傾向です。実際には「業種に特化した機能が必要」「複数人で更新作業をおこないたい」「ECサイトも兼ねたい」など、個別の事情によって最適な選択は変わってきます。
CMSは一度構築すると、途中で別のサービスに乗り換えるのはなかなか大変です。デザインの移行やデータの引っ越し、URLの変更による検索順位への影響など、想定以上の手間とコストがかかることも少なくありません。
だからこそ、最初のCMS選びはとても大切です。なんとなく聞いたことがあるし、無料だからという理由だけで選んでしまうと、あとから思ってたのと違うという問題に直面する可能性があります。
自社に合ったCMSがどれなのか判断が難しい場合は、制作会社に相談してみるのもひとつの方法です。スイッチでは、ホームページの目的や運用体制をお伝えいただければ、最適なCMSのご提案から構築、その後の運用サポートまで一貫して対応できます。まずはお気軽にご相談ください。