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採用サイトは【イラストOR動画】どっちを活用すべき?業態別のおすすめ

こんにちは。 スイッチスタッフです!

今の時代、どの業界も人材不足で悩まれる企業さんが多く、
私たちにもどうすればミスマッチを減らした上で応募が来るか
採用に関するお悩みのご相談を頂きます。

せっかく時間とお金をかけて採用するなら、長く貢献してくれるに越したことはないですし、
これからの時代、採用サイトにどんなコンテンツを載せるかって悩みますよね。

採用ページとなるとメインは人材!今在籍している働いている
社員さんの生の声を届けたいけど、退社された時のリスクが大きくて手が出せない。。
かといってイラストをメインにするにも勇気がいる。。。

このように企業さんによってはご担当者さん一人の意思決定することが出来ず、
企画の段階から頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

特に「イラストにするべきか、動画にするべきか?」は
企業によって答えが違う難しいテーマです。

それぞれに個性があり、企業の雰囲気や価値観の伝え方が変わります。

そこで今回は業態別にどちらを選ぶべきか、
メリット・デメリットも踏まえて詳しくお話しします。

この記事を書いたスタッフ

KURIBAYASHI

スイッチ WEBデザイナー

KURIBAYASHI

2021年10月に2人目のWEBデザイナーとして入社。

前職は同様にHP制作会社で、デザイナーながらWEBならではの戦略やSEO対策などに意欲的で、のべ500件ほど、幅広いクライアント様を担当致しました。特に集客特化であるランディングページを得意としています。

採用サイトを作る際の動画のメリットデメリット

採用サイトの動画には、求職者に企業の魅力を効果的に伝える特徴とメリットがあります。以下に、読みやすく整理し、ポイントをブラッシュアップした解説を記載します。

動画のメリット

【制作事例】株式会社ビクトリー|ブランドコンセプトムービー

1. 職場のリアルな雰囲気を伝え、ミスマッチを軽減

動画では、実際の職場風景や社員の自然な表情、日常の様子を映し出すことで、求職者に「ここで働くイメージ」を具体的に提供できます。このリアルな描写により、応募者は入社後の環境をより正確に想像でき、採用後のミスマッチを防ぐ効果があります。

2. 豊富な情報量で企業の魅力を深く伝達

動画は、言葉や静止画に比べ圧倒的な情報量を短時間で伝えられます。研究によると、動画は文字の5,000倍、画像の7倍の情報を伝える力があるとされています。職場の「空気感」や文化、細かなニュアンスまで効果的に伝え、求職者に強い印象を与えます。

3. 視覚と聴覚の両方で強い訴求力

動画は視覚的な映像に加え、社員の声や職場の環境音といった聴覚情報も活用できます。この視覚と聴覚の両面からのアプローチにより、企業の魅力がより深く記憶に残り、求職者の心に響く訴求が可能です。

動画のデメリット

1. 制作コストが高額になる可能性

動画の撮影や編集には大きなコストがかかります。今の時代に合わせた高品質な動画を追求する場合、シナリオ作成やドローン撮影などの特殊な技術をプロに依頼する必要があり、予算負担が増大するリスクがあります。

2. 定期的な更新が必要

社員の入れ替わりやオフィス移転など、職場の変化に合わせて動画を更新する必要があります。古い情報が残った動画を公開し続けると、求職者に「実際の現場と異なる」との印象を与え、信頼性の低下を招く可能性があります。

3. 再生環境による表示の制約

動画はインターネット環境に依存するため、接続が不安定な場合に再生が遅れたり、サイト全体の表示速度に影響を及ぼしたりすることがあります。これにより、求職者の閲覧体験が損なわれる可能性があります。

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採用サイトを作る際のイラストのメリットデメリット

イラストのメリット

1. 抽象的なメッセージを効果的に伝達

イラストは、写真では表現しにくい企業の理念や文化、価値観を視覚的に描き出すのに適しています。特に、温かみやチームワーク、企業のビジョンといった抽象的なメッセージを強調したい場合に効果を発揮し、求職者に深い印象を与えます。

2. 社員の入れ替わりに関係なく長期利用可能

イラストは特定の社員や実在の人物に依存しないため、社員の退職や新入社員の加入があっても内容を更新する必要がありません。このため、長期的な運用において手間やコストを抑えられ、効率的な活用が可能です。

3. 高いデザインの自由度で独自性を表現

イラストはタッチや色合い、スタイルを企業のブランドイメージや個性に合わせて自由に調整できます。これにより、独自の雰囲気や世界観を構築し、他社と差別化された魅力的な採用サイトを演出できます。また、実在しない概念や理想を視覚化することも可能です。

イラストのデメリット

1. 具体的な職場の雰囲気が伝わりにくい

イラストは視覚的に柔らかく魅力的な表現が可能ですが、実際の職場環境や社員のリアルな様子を伝えるのは難しい場合があります。求職者に現場の「リアルさ」を強く訴求したい場合、イラストだけでは物足りなさを感じさせる可能性があります。

2. 抽象的な表現による解釈の幅

イラストのスタイルやタッチによっては、求職者の受け取り方や印象が大きく異なり、意図した企業イメージと異なる解釈を招くリスクがあります。特に、過度に美化された表現は、実際の職場とのギャップを生む可能性があり、注意が必要です。

比較表

制作費30万円での「イラスト」と「動画」の評価は以下のようになります。

項目 イラスト 動画
自由度 企業の個性を
表現しやすい
演出や構成に
制約がある
個人
情報
社員の顔出し
不要で安全
社員が映るため
個人情報管理が必要
リアルさ 現場の雰囲気は
伝わりにくい
雰囲気を
伝えられる
予算 30万円以内で
十分制作可能
制作の質で
追加費用が
かかることも
制作
期間
比較的短期間
で制作可能
撮影や編集に
時間がかかる
汎用性 社員の変動に
影響されない
社員が変わる度に
撮り直しが必要
インパクト デザイン次第で
印象に残りやすい
視覚と音声で
印象に残りやすい

POINT

イラストは人員移動が激しい企業で柔軟な表現向き、動画はリアルさとインパクトを求める企業に最適です。

業態別のおすすめ:イラストと動画の使い分け

採用サイトでイラストと動画のどちらを優先すべきかは、業態の特性や求職者に伝えたいメッセージによって異なります。以下に、主要な業態ごとの推奨アプローチを解説します。

1. IT・クリエイティブ系:動画を優先

推奨理由
ITやクリエイティブ系の企業は、自由でフレンドリーな社風や創造性を重視する文化が特徴です。動画を活用することで、オフィスの活気、社員のリアルな表情、チームのコラボレーション風景など、職場の「雰囲気」をダイレクトに伝えられます。これにより、求職者に「自分もこの環境で働きたい」と感じさせ、共感を呼びやすくなります。
活用例
オフィスツアー、社員インタビュー、プロジェクトの舞台裏を撮影した動画で、クリエイティブな文化や柔軟な働き方をアピール。

注意点

動画の更新頻度やコストを考慮し、長期的に使えるコンテンツ設計を心がける。

2. 医療・教育系:イラストを優先

推奨理由
医療や教育の業態では、信頼感、安心感、温かみが求職者や顧客にとって重要な要素です。イラストは、優しいタッチや柔らかい色使いで、患者や生徒へのケア、チームワーク、組織の理念を抽象的かつ親しみやすく表現するのに適しています。具体的な現場の映像よりも、安心感を優先したい場合に効果的です。
活用例
病院や学校の理念を象徴するイラスト、スタッフと患者・生徒の温かい交流を描いたアニメーションスタイルのビジュアル。

注意点

イラストのタッチが企業イメージと一致するよう、ブランドガイドラインに沿ったデザインを徹底する。

3. 製造・専門技術系:動画を優先

推奨理由
製造業や専門技術を要する職場では、具体的な作業環境や技術力、安全対策をリアルに伝えることが求められます。動画は、工場のライン、専門機器の操作、職場の安全管理の様子などを詳細に映し出し、求職者に信頼感と透明性を提供します。これにより、技術志向の求職者に「ここならスキルを活かせる」と訴求できます。
活用例
工場の作業風景、技術者のインタビュー、安全対策のデモンストレーション動画。

注意点

専門性の高い内容は求職者にとって理解しにくい場合があるため、
簡潔でわかりやすい編集を心がける。

4. 小売・サービス業:イラストを優先

推奨理由
小売やサービス業では、顧客との接点やブランドの親しみやすさが重要です。イラストは、店舗の雰囲気やサービスの温かみを抽象的かつ魅力的に表現でき、ブランドの個性を強調するのに適しています。また、店舗やスタッフの入れ替わりが多い業態でも、イラストなら更新の手間が少なく長期的に活用可能です。
活用例
顧客との笑顔のやり取りを描いたイラスト、ブランドカラーを活かしたポップなビジュアルでサービス精神をアピール。

注意点

イラストが抽象的すぎると実際の職場とのギャップが生じる可能性があるため、リアルな要素を少し取り入れる工夫も有効。

5. スタートアップ・ベンチャー企業:動画を優先

推奨理由
スタートアップやベンチャー企業は、成長性や革新的な文化、社員の情熱を強くアピールする必要があります。動画は、経営陣や社員の生の声、スピーディーな職場環境、挑戦的なプロジェクトの様子をリアルに伝え、求職者の「一緒に挑戦したい」という意欲を掻き立てます。
活用例
創業者のビジョンインタビュー、チームのブレインストーミング風景、オフィスのカジュアルな雰囲気を捉えた動画。

注意点

予算が限られる場合、クオリティを保ちつつ簡易な撮影方法
(例:スマートフォン撮影+プロ編集)を検討。

企業に合った選び方を

採用サイトのコンテンツは、会社の顔とも言える存在です。

自社の文化や特徴に合った方法をしっかり考えたいところです。
イラストと動画、それぞれの強みを生かして、自社の魅力を最大限に引き出すための選択をしましょう!

まとめ

「イラストか動画か、どちらが良いのか?」を考えるのは難しいですが、自社の特性や伝えたいメッセージに合わせて選ぶのがポイントです。採用サイトの方向性について迷った際は、私たちがヒアリングを行い、最適な提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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